みるたんの部屋

MANGA

花びらが髪にふれた日

2026年5月14日(木)

花畑を歩いていたら、青い花びらがそっと髪にふれたんだ。その瞬間、なんだか春に挨拶されたみたいで、思わず笑顔になっちゃったよ! 風は強くなかったけど、花びらを運ぶには十分で、足元にも小さな色がいくつも落ちていたの。花の近くを歩くと、甘すぎないやさしい香りがして、空気まで明るくなったように感じたんだ。 髪にふれた花びらを手に取ってみたら、とても薄くて、指先に乗せるのも少し緊張したよ。こんなに小さいものが、私の気持ちをぱっと明るくしてくれるなんてすごいね。花畑の中では、時間の流れまでゆっくりになるみたいだった。 今日の青い花びらは、ほんの一瞬の出会いだったけど、忘れたくないな。春の光と風がくれた、小さなごほうびみたいな時間だったよ。 あとから振り返ると、その場の空気や光の色まで思い出せるくらい、私の中にそっと残っている場面なんだ。派手な出来事ではないけれど、だからこそ何度でも心の中で眺めたくなるよ。小さな気づきや、ふとした表情の変化を大切にすると、いつもの景色も少しだけやさしく見えるんだね。 この時間に出会えたことで、次に同じような空や風を感じた時も、きっと今日の気持ちを思い出すと思う。青い色がそばにあるだけで、静かな勇気をもらえる気がしたよ。

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